慢性的な痛みに効く「トリガーポイント」とは?

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■トリガーポイントとは?

慢性的な肩こり・腰痛などに悩まされている方はピンとくると思いますが、身体に現れる硬いしこりや押すと響くような痛みを出すポイントがあります。このしこりが「トリガーポイント」(痛みの引き金になるポイント)です。

 

鍼灸などで使われる「ツボ」と高い確率で一致すると言われていて、
「トリガーポイント」=「ツボ」だと思われていることが多いようですが、「トリガーポイント」は単なる「ツボ」ではない、いくつかの特徴的な現象があります。

トリガーポイントの特徴

  • 索状硬結上※1にトリガーポイントの圧痛が現れる。
  • トリガーポイントを強く圧迫すると「関連痛※2」がみられる。
  • トリガーポイントを圧迫すると症状が再現する。
  • 押さえると飛び上がってしまうほどの痛みを発する。(ジャンプサイン)
  • 自律神経反応を引き起こすことがある。(鳥肌が立つ、発汗)

※1.筋肉は、同じ姿勢が長時間続いたり、使いすぎることによって疲労や血行不良が続くと、ロープ状に強く緊張して硬いこわばりができる。これを「索状硬結(さくじょうこうけつ)」という。

※2.トリガーポイントは、「痛みを感じる場所が痛みの原因ではない」ということがある。トリガーポイントが引き金となって、遠くの場所に痛みを飛ばしているからである。その遠くの場所に感じる痛みを「関連痛」という。

■トリガーポイントが形成される要因

トリガーポイントが形成される要因には諸説あり、完全に解明されてはいません。
要因として考えられている例を1つご紹介します。
トリガーポイントが形成される要因は、主に「動かないこと」「使いすぎること」と考えられています。
長時間同じ姿勢で動かさないこと、あるいは同じ筋肉を酷使することによって筋肉に微小な損傷や炎症が起こり、筋膜※3に癒着が起きます。そこにトリガーポイントが形成されるのではないかと考えられています。
加齢よってからだ全体の水分が減ることで、筋膜が癒着しやすくなることから、40代以降トリガーポイントが出来やすい傾向にあるともいわれています。
また、栄養状態や糖質の過剰摂取も、筋膜の癒着に関連の可能性があると指摘されています。

 

※3.筋膜とは、筋肉・内臓・骨など全身を包んでいる「膜」のこと。

■トリガーポイントと関連痛

頭痛の時に、首や肩のコリを感じている場所を押します。すると、押した部分ではなく、頭痛のある部分にズンと響いたり、頭痛が楽になったことはないでしょうか?
トリガーポイントの痛みの特徴は、トリガーポイントが発生した部分ではなく、離れた場所に痛みなどを生じさせる事(関連痛)が多いのです。ですから、辛い部分だけ施術しても、なかなか改善できません。トリガーポイントを見つけ、不活性化させることが改善につながっていきます。

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背骨~骨盤のバランスを整えて、筋肉のトリガーポイントをよく弛め、身体の不調を改善していきましょう!

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